グリッドトレードの設定で大切なこと

グリッドトレードはリスク管理が全て

 

グリッドトレードで最も大切なこと、それは「資金管理」と「設定」です。

 

あるいは「資金」を考慮した上での「設定」ですので、ある意味この二つは同じことと言えるかもしれません。

 

まず、私のグリッドトレードの基本的な考え方は、

 

グリッドトレードは損切りしなくても耐えられる設定で行うこと、
つまり基本的に損切りしないこと、そして絶対にロスカットされないこと

 

だと思っています。

 

これには賛否があると思いますが、
私の考えるグリッドトレードとは「待ち」の手法です。

 

もちろんトレンド方向を予想して、その方向のみにグリッドトレードを仕掛け、逆行したら損切りする、という手法もあるとは思いますが、私の感覚では、これだと指値、逆指値の裁量トレードと何ら変わらず、予想と逆行する度に損切りを繰り返すわけですから、結局 “裁量トレードで勝てる人は勝てるし、勝てない人は勝てない” というものになってしまうはずです。

 

ですから、グリッドトレードで確実に資産を増やしたいのであれば、基本的に損切りしないという考え方が必要になってくるのです。

 

その為にはあらゆる事態を想定して、はじめから損切りしなくても耐えられるだけの資金と設定で始めることが大切です。

 

ただ、一口に「あらゆる事態」と言っても、どこまでを「あらゆる」とするのかはあなた次第でもあります。
基本的に損切りするなと言っておきながら、「あらゆる」はあなた次第、というと矛盾しているように聞こえるかもしれません。

 

しかし、例えば飛行機事故は実際過去に何度も起きていますが、ほとんどの利用者は自分が乗る飛行機が墜落することまでは想定していないはずです。
しかし一方で、万が一の墜落を恐れて飛行機に乗らない人達も世の中には少なからずいます。

 

これと同じで「あらゆる事態」の「あらゆる」も個人の感覚で変わってくると思うのです。

 

リーマンショック級、あるいはそれ以上の大暴落を想定してグリッドトレードを始めるのか?
あるいはいずれリーマンショック級の大暴落は起きるだろうが、とりあえず向こう3年は大丈夫だろうと想定してグリッドトレードを始めるのか?

 

この辺の感覚は人それぞれ、あなた次第なのです。

 

ちなみに私の場合はグリッドトレードを始めるタイミングによっても「あらゆる事態」の「あらゆる」は変わってきます。
これについてはまた別項で説明しますが、ひとまず話を「基本的に損切りしないこと」に戻します。

 

「待ち」のスタイルのグリッドトレードで損切りしなければならない状況に陥った場合、
基本的に現状の価格から一番離れた、つまり一番含み損を抱えたポジションを損切りしなくてはならなくなります。

 

グリッドトレードの損切り

 

もちろんそれ以外のポジションを指定して損切り決済することも出来なくはありませんが、グリッドトレードで損切りしなければならない状況に陥ってしまったら、一番含み損を抱えたポジションを損切りしないことには口座状況はほとんど回復しないはずです。

 

コツコツと小さな利確を繰り返し資産を増やしていくのがグリッドトレードであるにも関わらず、こんな損切りで一回で資産を減らしてしまっては全てが水の泡です。

 

だからこそグリッドトレードは、損切りしなくても良い設定と資金で始めることが大切なのです。

 

なお、この考え方はあくまで「待ちのグリッドトレード」をする私の考え方です。
トレンドを予想し、短期でグリッドトレードを仕掛ける、いわゆる「攻めのグリッドトレード」をする方々は、それぞれのトレードルールに従って損切りをしているということも付け加えておきます。